結婚相談所で活動を始めたものの、「お見合いが全く組めない」「交際が続かない」「次のフェーズに進めない」と悩む人は少なくありません。
結婚相談所の活動は一般に「お見合いから仮交際、真剣交際、成婚」までの4つのフェーズに分かれており、各段階にはそれぞれ特有の“壁”があります。
本記事では、多くの人がつまずきやすい各フェーズの原因を整理し、具体的にどう対処すれば次へ進めるかを段階ごとに解説します。まずは「自分が今どの段階にいるか」を確認してみましょう。
Contents
結婚相談所での活動の流れとは
結婚相談所での婚活は、「お見合い」から「成婚」まで、いくつかの段階を経て進んでいきます。
どのフェーズにも目的と特徴があり、それぞれのステップで求められる行動や考え方が異なります。
ここでは、全体の流れと各フェーズのポイントを簡潔に説明します。
お見合い
お見合いは、プロフィール上で「会ってみたい」と思った相手と実際に顔を合わせる最初のステップです。
お互いの第一印象を確認し、「もう一度会いたい」と思えるかどうかを判断します。
この段階では、プロフィール写真や服装、会話の雰囲気など“第一印象”が非常に重要です。
緊張しすぎず、相手への興味やリスペクトを言葉や態度で伝えることが大切になります。
仮交際
お見合い後、双方が「また会いたい」と思えば仮交際へ進みます。
仮交際は、まだ“お付き合い”というよりも「お互いをよく知るための期間」であり、複数の相手と同時進行で会うことも認められています。
この段階では、相性や価値観、会話のテンポなどを見極めていくことが目的です。
一方で、複数交際によるスケジュール管理や気持ちの整理に悩む人も多く、丁寧な連絡と誠実な態度が求められます。
真剣交際
仮交際の中で「この人と真剣に向き合いたい」と思える相手が見つかると、真剣交際に進みます。
この段階では、他の仮交際は終了し、一人の相手と結婚を前提に交際を深めていきます。
結婚後の生活イメージや価値観、家族観など、より踏み込んだ話をしていくことが大切です。
一方で、結婚観のズレや将来への考え方の違いが浮き彫りになり、悩む人も多い時期です。
率直に話し合うこと、そしてお互いのペースを尊重することが、成婚へのカギになります。
成婚
真剣交際を経て、結婚への意思が固まったら“成婚”を迎えます。
成婚は、一般的にプロポーズの成立や結婚の合意を指し、相談所での活動はここで一区切りとなります。
この段階では、親への挨拶や結婚準備など、現実的な話も具体的に進み始めます。
ただし、環境の違いや家族との関係調整など、新たな課題が生まれることもあります。
焦らず、相手を思いやりながら一歩ずつ進める姿勢が大切です。
- 「お見合い」~「成婚」までは、最短で3〜6か月程度が一般的。
- 各フェーズでの“壁”を理解しておくことで、無駄な遠回りを防げます。
- 相談所のカウンセラーと連携しながら進めることで、成功率が大きく上がります。
各フェーズにはそれぞれの魅力と難しさがあり、“壁”を感じるのは自然なことです。
次の章では、これら4つの段階ごとに多くの人が直面する「壁」と、その乗り越え方を具体的に解説していきます。
各フェーズごとの“壁”と乗り越え方
結婚相談所での活動には、フェーズごとに異なる課題やつまずきが存在します。
ここでは、「お見合い」「仮交際」「真剣交際」「成婚」それぞれの段階で多くの人が感じる“壁”と、その乗り越え方を解説します。
お見合いフェーズの壁と乗り越え方
よくある壁
- 申し込んでもお見合いがなかなか成立しない
- 実際に会っても、うまく会話が続かない
- 相手から交際希望をもらえない
原因の傾向
お見合いの成立率や印象は、プロフィールの見せ方と初対面の印象に大きく左右されます。
写真が実際の印象と異なる、または自己紹介文が平凡すぎると、そもそも選ばれにくくなります。
また、会話では「自分を良く見せよう」と意識しすぎて、自然さを欠いてしまうケースも多いです。
乗り越え方のポイント
- プロフィールは“魅せる構成”に磨く(写真はプロに依頼・紹介文は具体的に)
- お見合いの目的は「選ばれる」ではなく「相性確認の場」と考える
- 会話は質問と共感を意識し、“話すより聴く”姿勢を大切にする
- カウンセラーに「お断り理由」を確認し、改善点を明確にする
仮交際フェーズの壁と乗り越え方
よくある壁
- デートが続かず、数回で交際終了されてしまう
- 複数交際に疲れてしまう
- 相手の温度感がわからず、気持ちが不安定になる
原因の傾向
仮交際では、複数人との比較や相性探しが行われるため、「自分だけが真剣になっているのではないか」「逆に気持ちが入らない」など温度差が生まれやすい段階です。
また、仕事との両立やスケジュール調整がうまくいかず、関係を深める前に終わってしまうケースもあります。
乗り越え方のポイント
- 週1回以上のデート・定期的な連絡で関係を温めることを意識する
- “仮”だからこそ素の自分を出す意識を持つ(無理に自分を作る必要はない)
- 他の人との比較をすることで、自分の感情に素直に向き合う
- 行き詰まったら、カウンセラーに客観的な意見を求める
真剣交際フェーズの壁と乗り越え方
よくある壁
- 結婚観や将来設計で意見が食い違う
- 話し合いが深まるほど、相手の欠点が気になってしまう
- 将来への不安から、気持ちが揺らぐ
原因の傾向
真剣交際は「現実の結婚生活」を具体的に考える段階です。
そのため、金銭感覚・家族観・居住地など、価値観の違いが表面化しやすくなります。
また、真剣交際は他の選択肢を閉じる段階でもあるため、「本当にこの人でいいのか」という迷いも生じやすい時期です。
乗り越え方のポイント
- 結婚観・生活観は早めに言語化して話し合う
- 相違は“違い”として受け入れ、歩み寄りを探る
- 悩みを一人で抱え込まず、カウンセラーを交えて対話する
- 「不安がある=合わない」と短絡的に判断せず、時間をかけて確認する
- 考え抜いても解決が難しい場合は引き返すのも手段の1つ(結婚後は引き返すのが難しい)
成婚フェーズの壁と乗り越え方
よくある壁
- 親への挨拶や結婚準備で意見がぶつかる
- 結婚後の生活イメージに温度差がある
- 急な変化に気持ちが追いつかない
原因の傾向
成婚直前は、嬉しさと同時に「現実的な課題」に直面しやすい段階です。
親への挨拶、住居選び、仕事の調整など、現実的な話題が増えることで、意見の違いや価値観の差が再び浮き彫りになることもあります。
乗り越え方のポイント
- “2人で決める”意識を持ち、どちらか一方に任せない
- 家族を巻き込みながら、感情ではなく事実ベースで話す
- 焦らず一つずつ進める姿勢を忘れない
- 相談所のサポートを最後まで活用する(挨拶で気を付けるべきことを聞いておく)
実例で見る:各フェーズの壁と乗り越え方
ここからは、実際に結婚相談所で活動し、成婚に至った筆者の体験をもとに、
各フェーズでどんな工夫をしたのかをご紹介します。
リアルなエピソードを通して、自分の婚活に置き換えながら参考にしてみてください。
お見合いフェーズ:準備と継続が成果を生む
筆者の場合、お見合いフェーズで大きな壁を感じることは比較的少なかったです。
写真は相談所が勧めるスタジオでプロに撮影してもらい、お見合い当日は「写真とのギャップを最小限にする」ことを意識して服装や髪型にも気を配りました。
プロフィールはプロの仲人に作成を依頼し、自分の魅力が的確に伝わるように調整。
活動中も、「仕事上転勤が難しいこと」を明記しつつ全国転勤可能な方に申し込むなど、状況に応じて内容を見直し、申込みの幅を広げました。
お見合い前には、相手のプロフィールを丁寧に読み込み、共通点や質問したい点をメモ。
当日は自信を持って会話をしながらも、相手に興味を持って質問することを忘れないように心がけました。
その結果、仮交際希望を出したうち83%(12人中10人) が成立するという高い成果を上げられました。
さらに、仮交際人数が0人になりそうな時期には、早めにお見合いの申し込みを行い、活動の流れを止めない工夫も行いました。
仮交際フェーズ:焦らず、信頼して待つ
仮交際フェーズは、筆者にとって最も長く、最も壁を感じた期間でした。
その期間にして約6ヶ月。交際成立と交際終了を繰り返しました。
交際が続いていても、「相手の気持ちが分からない」「自分の振る舞いが正しいのか不安」
と感じる場面も多くありました。
特に交際経験が少なかったため、相手の感情を読み取ることに自信が持てず、不安を抱えることも…
そんなときは、ひとりで抱え込まずに仲人へ相談し、相手の温度感を確認してもらいました。
特に優先度を高くしたいと思った人には2回目のデート後から積極的に温度感の確認をお願いしていました。
仲人からは「振る舞いに問題はなく、相手の気持ちが高まるのを待つだけ」と言われて自信を持ち、
焦らずにひたすら運命の人に出会うのを待ち続けました。
そのおかげもあり、自身のスタイルをブラさずに活動を継続できました。
真剣交際フェーズ:逆算で「壁を作らない」
真剣交際に進んでからは、大きなトラブルや壁はありませんでした。
それは、「壁を作らない工夫」を最初から意識していたからです。
真剣交際に入った直後に、まず成婚退会の予定日を設定し、
そこから逆算してスケジュールを立てました。
たとえば――
- 指輪を見に行く日
- 新居を探す日
- 結婚式場を見学する日(あまりこのフェーズで実施するのは少数派だと思いますが…)
- それぞれの親への挨拶日
これらを先に決めたうえで、残りの日を「家デート」や「外デート」にあて、関係を深める時間を確保。
また、「家デート」を活用し、外では話しにくい価値観・生活観のすり合わせを早い段階で行うことを徹底したことで、後からのすれ違いを未然に防ぐことができました。
成婚フェーズ:誠実さと計画で締めくくる
成婚フェーズでは、特に印象に残っているのが親挨拶とプロポーズでした。
親挨拶は、結婚相談所で活動している場合だと初めて相手のご両親に会う場面です。
第一印象が何より大切だと考え、身だしなみを整え、緊張の中でも「相手のどこに惹かれたのか」「仕事はどうか」などの質問に自信を持って答えるよう心がけました。
プロポーズは、「相手の想像を超える、心から喜んでもらえる時間にしたい」と考え、事前にしっかり計画を立てて実行。
その努力の結果、相手にとっても忘れられない思い出にすることができました。
まとめ:誠実さと計画性が“壁”を超える力に
お見合いから成婚までを通して筆者が意識したことは、常に「丁寧な準備」と「前向きな行動」を続けること。
焦らず、誠実に、そして必要なサポートを活用することで、どのフェーズでも“壁”を乗り越え、最終的に理想の成婚へとつながりました。
婚活は一人で頑張るものではありません。
仲人や相談所と二人三脚、時には三人四脚で、
自分に合ったペースと方法で進めていくことが、最短で幸せにたどり着く秘訣になります。

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